2013年1月アーカイブ

地方銀行

2012年3月期の地方銀行決算は、それほど悪い結果ではありませんでした。
特に、大震災関連の特別損失で2011年には軒並みひどい結果であった被災地方の地方銀行・第二地方銀行はなんとか業績を回復させることができました。

前期に赤字であった6行(北日本銀行・東北銀行・七十七銀行・福島銀行・大東銀行)は純損益を逆転、黒字へと復調しています。
岩手銀行・東邦銀行の純損益もそれぞれ4.4倍、3.7倍の増加を見せています。
震災によって保険金や義援金、国からの復興予算が入り貸し出しが低下する一方、預金が伸びたという形です。
これからは、銀行に溜まっている状態のお金をどのように融資・運用していくかが問題でしょう。

地方銀行合計106行で見ても、全ての銀行を合わせた純利益は前期よりも約1割増し、金融円滑化法などにより倒産が減少、不良債権処理も減少しました。
しかし地方銀行間でも格差ができており、地方格差や「地方銀行」と「第二地方銀行」に格差が見られます。
やはり地方経済が低調なエリアでは地方銀行も苦戦、これは仕方ないところでしょう。

2009年3月期決算では、上場している地方銀行、第二地方銀行の過半数が赤字であったことから考えると決して悪くない結果と言えるでしょう。
ただ、経営健全化のために貸し渋りや貸しはがしの問題も出てきているはずで手放しで喜べる情報ではありません。
外需も内需もよい要素があまりなく厳しい日本の各業界、地方銀行も厳しい経営が続くことに変わりはないでしょう。
三菱東京UFJ銀行

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